洋楽 80’s – THE LOVECATS / THE CURE

こちらをのぞき込むロバート

ちょっと間が空いてしまいました。
みさなま、ご機嫌いかがでしょうか。
さてさてさて第13弾になります。

今回は「The Cure」の「The Lovecats」です。

いつものキュアーの曲とはちょっと毛色の違うナンバーです。
「Let’s Go to Bed」、「The Walk」でファンタジー三部作ともいわれてます。
ポップでダンサンブル?なナンバーです!

他の三部作の「The Walk」「Let’s go to bed」については以下の記事を参考にしてちょ!

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ジャケット

国内版のシングルジャケット(左)です。

キュアーのコンピレーションアルバムとしては2枚目のリリースとなる「Japanese Whisper(日本人の囁き)」(右)にも入ってます!可愛らしい天使が伝言ゲームをするようなジャケットです。😊

「Japanese Whisper」のジャケ表は曲のタイトルを囁いていて、ジャケ裏はアルバムタイトルを囁いているんだけど、それがだんだん変になって
 「Japanese Whisper? 」
⇒「Javanese Hipsters? 」
⇒「Janet’s Slippers? 」
⇒「James flipper? 」
⇒「The Cure? 」🤣🤣🤣
最後はキュアー?ってなってて、面白いよ。

ちなみに、伝言ゲームのことを英語圏では「Chinese Whisper」っていうのですが、だんなの記憶が確かならば(また出た鹿賀丈史😅)ロバートが日本人が伝言ゲームしたら正確で間違えないかな?って思ったっていうのを聞いた(雑誌の記事で見た)ことがある気がするのですが…
ソース探せませんでした…😥

曲の紹介

The Cureってどんなグループ?

1978年ロバート・スミスマイケル・デンプシーロル・トルハーストの三人で結成したバンドです。

前身のイージー・キュアーからギタリストをロバートがくび?にして残った三人なのですが、結成当初から現在までどちらかというと、ロバートのワンマン?というか意向が強いバンドなイメージです。😅

ロバートはデビュー当時の1979年に「Siouxsie and the Banshees’」(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)のサポート・アクトをしたり、バンシーズのギタリストとしてプレイするうちに自分の音楽に対する考え方や姿勢が大きく変わったと言ってます。

 “On stage that first night with the Banshees, I was blown away by how powerful I felt playing that kind of music. It was so different to what we were doing with the Cure. Before that, I’d wanted us to be like the Buzzcocks or Elvis Costello, the punk Beatles. Being a Banshee really changed my attitude to what I was doing.”

Siouxsie & the Banshees: The Authorized Biography. Sanctuary Publishing.

1983年の「The Lovecats」を発表する前に、1枚のコンピレーションと4枚のアルバムをリリースしているキュアーですが、1980年にリリースされた2ndアルバムSeventeen Seconds」制作時にはマイケルが脱退し、マグスパイズというバンドからサイモン・ギャラップ(ベース)とマシュー・ハートリー(キーボード)がキュアに加わってます。

マイケル・デンプシーはキュアーから脱退して、ジ・アソシエイツというバンドに加入したよ。
アルバムのために作った曲をロバートにダメ出し?されたからなんだと🤫

んで、またまた1981年にリリースされた3rdアルバムFaith」の制作前(というかワールド・ツアーが終わってから)にはマシュー・ハートリーはキュアーの音楽の方向性に興味を失って脱退してるんです。

I realised that the group was heading towards suicidal, sombre music—the sort of thing that didn’t interest me at all.

Never enough: the story of The Cure

だんなが思うに、1979年リリースの1stアルバムの「Three Imaginary Boys」はパンクよりの音楽ではあったもののシンプルで粗削りなギターとドラムで構成されていました。

それが、ロバートがバンシーズのツアーに参加してから「考え方が変わった」と言っているようにもっと陰鬱で抑圧された音楽を目指すようになったんだな。マシューはそれが嫌だったんだす。
と思ふ😞

さら~にまたまたまた、今度は1982年にリリースされた4thアルバムである「Pornography」のツアーを行っているときにロバートとサイモンはバーで喧嘩してしまい、それが一因となってサイモンが脱退するんだす…😣

ロバートとサイモンは1984年に和解して、現在まで良好な関係を保っているよ。

んで、バンドのメンバーはロバートとロルの二人になったんだな。この頃のロバートはまたまたバンシーズのツアーに正式に参加しておりライブやアルバムにもクレジットされてます。

ロバートはなんと1983年のバンシーズの来日公演にも参加してるんだな。これが。

なので、キュアー解散のうわさが後を絶たず、実際にロバートはバンドを解散したかったそう。
フィクション・レーベルの稼ぎ頭になっていたキュアーが解散したら困るってことで設立者のクリスはロバートとロルを説得し、これまでとは違った音楽スタイルで行くことを納得させたんだそうな。

で、結果的にバンシーズのギタリストを辞めてキュアーでやっていくことを選んだロバートですが、スージーはそれに対して「ラヴキャッツなんて軟弱な曲を書くようなやつはダメだよ!」なんてようなことを言ってる記事を見た記憶が…ある。定かではないが…🤔

それで「Let’s Go to Bed」、「The Walk」、「The Lovecats」のファンタジー三部作(ロバート本人曰く)が発表されることになったんだな。ロバート自身は使い捨ての「愚かな(stupid)ポップソングとマスコミに言ってたそうで、でも本国イギリスではそこそこのヒットとなってます。

で、このファンタジー3部作が含まれたコンピレーションアルバム「Japanese Whisper」は日本で企画されて、日本先行発売されてるよ!

ってな感じでキュアーの結成から「Japanese Whisper」発表までのバンドメンバーの入れ替わりなどを紹介しました。ほかのアルバムの曲を紹介する機会にはまた、その時のメンバ構成だったりを紹介していきたいと思います。

ラヴキャッツはお気に入りとは程遠い!?

さて、話をラヴキャッツに移します。
だんなは初期のポスト・パンクゴシック・ロックちっくなキュアーも好きなのですが、ポップなファンタジー三部作も結構好きなんです。🥰🥰🥰

だかしか~し、ロバートは

The Love Cats’ is far from being my favourite song: composed drunk, video filmed drunk, promotion made drunk. It was a joke.

“The Love Cats by the Cure”. Songfacts.

ってなこと言ってる。😥😥😥
ロバートは最初、キュアー名義でこの曲(三部作含む)を出すのも嫌がったんだと。

でも、酔っぱらってこんなキャッチーな曲作るって…😮

ロルはもともとドラムだったんだけど、二人になっちゃった頃からキーボードを演奏していて、このラヴキャッツではビブラフォンを演奏しています。

イントロのビブラフォン、自然と頭が動いちゃうコントラバスがかっこいいですよね~

結論:いやよ、いやよも好きな内、ノリノリ可愛いラヴキャッツ

ではとりあえず聴いてみましょう♪♪♪
ザ・キュアー」で「ザ・ラヴキャッツ」です!
ちぇけら!!

さて、いかがでしたか?
ノリノリのベースとジャジー?なドラム、軽快なビブラフォンとロバートの声が絶妙なハーモニーを醸し出していてふぁっきん・ぐ~ですよね。(^^♪

ロバートはめっちゃ嫌がっていたこの曲ですが、キュアーの初の英国トップ10ヒット(7位)になってるんですよね。
いや~分からんもんです。🙂

MVに出てくる猫たちは最初全部本物を使おうと思っていたそうなのですが、大変ってことに気づいて辞めたんだそう。

撮影した洋館は不動産屋に買うって思わせて(騙した!?)、撮影を行い翌日には鍵を返したんだと。
大丈夫だったんかいな!?😅

ではまた次回会いましょう。
ばいなら、ばいなら、ばいなら。

歌詞、クレジット

歌詞やクレジットなどに関する情報です。
他にもあったほうがいいなって思う情報があれば随時追加していきます。

歌詞

The Cure – The Lovecats Lyrics | AZLyrics.com

クレジット

The Lovecats
 リリース:1983年10月
 作詞/作曲:ロバート・スミス
 ボーカル、ギター:ロバート・スミス
 ヴィブラフォン:ローレンス・トルハースト
 コントラバス:フィル・ソーナリー
 ドラム:アンディ・アンダーソン

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